月3000円って意味あるの?
これ、自分も最初に思っていました。
焼肉1回我慢したら3000円くらいになります。
飲み会1回断れば5000円は残ります。
それをわざわざ「投資」に回す必要あるのか、と。
しかも投資って、マイナスになるリスクがある。
元本が減る可能性があるものに、毎月お金を入れ続ける。
それは怖くて当然だと思います。
自分は4月から社会人1年目で、手取りは約23万円。
一人暮らしを始めて、家賃・光熱費・食費を払うと、正直余裕はそこまでないです。
その中でSBI証券を開設して、月3000円の積立NISAを始めました。
完璧に理解したから始めたわけじゃない。 よくわからないまま、とりあえず動いた。
この記事はその話です。
積立を始めた翌日、マイナスになってた
設定した翌日、アプリを開いたら評価額がマイナスになっていました。
「え、もう?」
積み立てたその日に?と思って、しばらく画面を見つめた記憶があります。
マイナスの金額は数十円だったけど、なんか心臓に悪かったです。
これが「元本割れ」というやつか、と。
ただ、調べてみると理由はシンプルで、市場が少し下がっただけでした。
翌週には戻っていました。
でも、この体験があってよかったとは思います。
「マイナスになる」がどういう感覚か、少額で先に経験できたからです。
月3000円でどうなるか、シミュレーションを見た時の正直な感想
最初にシミュレーションを見たとき「少なっ」と思いました。
想定利回り5%で計算すると
| 期間 | 元本 | 運用後の評価額 | 増加分 |
|---|---|---|---|
| 1年 | 36,000円 | 約37,000円 | 約1,000円 |
| 5年 | 180,000円 | 約204,000円 | 約24,000円 |
| 10年 | 360,000円 | 約466,000円 | 約106,000円 |
| 20年 | 720,000円 | 約1,233,000円 | 約513,000円 |

1年で増えるのは約1,000円。
正直「それだけか」と感じました。
でも、これがNISA口座だと増えた分に税金がかからない。
通常の口座なら約20%引かれるので、1,000円の利益があっても手元に残るのは約800円。
NISAなら1,000円まるごと残ります。
金額が小さいと差も小さく見えますけど、10年・20年で積み上がると話が変わってきます。
20年後の増加分(約51万円)が非課税、というのは、さすがに無視できない数字だと思いました。
やらない理由を考えてみた
始める前、自分の中にあった「やらない理由」を思い出してみます。
「お金が減ったら怖い」
これは正直な不安でした。
ただ、インデックスファンドへの長期積立は、過去のデータで見ると時間が経つほどリスクが分散される傾向があります。
1〜2年でやめるなら怖いかもしれないけど、20年続ける前提ならリスクの見え方が変わってきます。
「まだ生活に余裕がないから」
手取り23万円から家賃・光熱費・食費を引くと、余裕はそんなに多くないです。
でも月3000円は、飲み会1回を断るか、外食を1回減らせば捻出できる金額。
自分の場合は固定費を見直して捻出した。生活が崩れる金額ではなかったです。
「もっと勉強してから始めようと思ってる」
これが一番やっかいな理由だと思います。
自分も最初はそう思っていました。
でも、「完全に理解してから始める」は、実際には「ずっと始めない」になりやすいです。
投資の感覚って、やってみないとわからない部分があります。
口座を持って、実際の数字を見て、初めてわかることがある。
「3000円じゃ意味ないと思う」
これは半分正しくて、半分違います。
3000円のままでは老後資金は作れない。
でも、習慣と感覚を作る意味はあります。
収入が上がったとき「じゃあ増額しよう」と動けるのは、すでに口座があって仕組みを理解している人だけです。
ゼロと3000円の差は、3000円以上の価値があります。
やらなかった場合の機会損失、具体的な数字で見ると
月3000円を普通預金(金利0.02%)に20年置いた場合と、NISAで運用した場合の差:
| 積立NISA(年率5%) | 普通預金(金利0.02%) | |
|---|---|---|
| 20年後の評価額 | 約1,233,000円 | 約720,700円 |
| 差額 | 約512,000円 | — |
約51万円の差。
「投資しなかったから安全だった」ではなく、「投資しなかったから51万円少なかった」という見方もできます。
やらないことにも、コストがあります。
SBI証券を選んだ理由(大した理由じゃない)
三井住友カードを持っていたから、というのが正直な理由です。
SBI証券は三井住友カードで積立するとVポイントが貯まります。
楽天カードを持っているなら楽天証券の方が相性がいいです。
どちらが優れているか、ではなく、今持っているカードに合わせて選ぶのが一番シンプルだと思います。機能の違いを比較し始めると沼にはまるので。
口座開設は無料で、申し込み自体は5分くらいで終わります。
審査があるので実際に使えるまでは数日かかりますが、手続きだけ先に済ませておいて、積立設定は後でも全然OK。
正直、今も怖い
投資を始めて、不安がゼロになったかというと、そんなことはないです。
評価額がマイナスになると、まだ少し焦ります。
「これ、このまま下がり続けたらどうなるんだろう」と思う瞬間もあります。
ただ、怖さの種類が変わった気がします。
始める前は「よくわからないものに対する漠然とした怖さ」で、
今は「仕組みはわかった上で、でもリスクはある、という具体的な怖さ」になりました。
後者の方が、ちゃんと向き合えると思います。
デメリットは隠さない
月3000円の積立NISAに、デメリットはあります。
・元本割れのリスクはゼロじゃない。
市場が大きく下落すると、評価額が元本を下回ることがある。特に積立直後は影響を受けやすい。
・3000円のままでは老後資金にはならない。
20年で約123万円は、老後に必要と言われる金額のごく一部。月3000円はスタートラインであって、ゴールではない。
すぐには増えない。
1年で増えるのは数百〜数千円。「投資したのにぜんぜん増えない」と焦って途中でやめるのが一番もったいない。
これを知った上で、それでも始める価値があるかどうかは、自分で判断してほしいです。
自分は「ある」と判断して始めました。
まとめ:月3000円は「練習」じゃなくて「本番」だと思う
「月3000円じゃ少なすぎる」という気持ちはわかります。
でも、今月3000円できない人が、来月1万円を始めることはほぼないです。
小さく始めることが目的じゃなくて、始めることで「投資している自分」になることが目的だと思っています。
口座を持って、設定して、アプリを開いて、数字を見る習慣。
それが将来、金額を増やすときの土台になります。
やらない理由を一個ずつ潰してきたけど、最後に残るのは「怖い」という感情だと思います。
自分もそうでした。でも怖いまま始めた。
まず口座を作るだけでいい。
積立の金額も、商品の選択も、後から変えられます。
口座がないと、そもそも選択肢がないです。
開設は無料。申し込みは5分。積立設定は後回しでOK。
今日はこんな感じです。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。筆者自身が実際に利用しているサービスのみ紹介しています。シミュレーションは年率5%での計算であり、将来の利回りを保証するものではありません。
よね|よねの現実ノート
4月から社会人1年目。手取り約23万円・一人暮らし。SBI証券で月3000円の積立NISAをスタート。完璧にはわかっていないけど、知らないままでいる方が怖いと思って動き始めた人間です。


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